2021/6/1 占星学ニュース第219号 6月の星のエネルギー さて、5/26は皆既月食を伴う射手座の満月でした。これも大きな占星学的イベントでしたが、6月も大きなイベントが続きます。
5/30 : まず水星が逆行を始めました。ホームポジションである双子座での逆行なので、見直すべきはまさに水星的なこと、コミュニケーションや情報でしょうね。
6/2 : 金星が蟹座に入り、魚座の木星とトライン(好角度)です。気持ちが優しくなり、愛をはぐくむのにぴったりのエネルギー。ここはちょっとほっとできるとき。
6/10 : 双子座の新月は金環日食を伴います。日本では見ることができませんが、5月の月食に続き、蝕のエネルギーは通常の新月や満月より長く続きます。この新月は逆行中の水星と重なり、ものごとをあいまいにする海王星とスクエアなので、コミュニケーションや通信の混乱があるかもしれません。
6/11 : 火星が獅子座に入ります。火星のエネルギー、あるいは怒りが表に出てくるのかも。いい意味でエネルギッシュに表舞台に出ることに使いたいですね。
6/15 : そして今年のテーマである土星・天王星のスクエアが今年2度目にぴったり重なるタイミングとなります。(3回あるうちの2回目) 古い制度が壊されるエネルギーが高まります。新しいことから逃げないで、怖がらずに前に向きましょう。
6/21 : 魚座に入っていた木星が逆行を始めます。7月の終わりには水瓶座に戻り、10月中旬に順行に戻るまでは、これまで信じていたこと、自分の信念や思い込みを見直す場面があるでしょう。
6/21 : その直後に太陽が蟹座に入り、夏至となります。東京図ではグランドトラインやTスクエアの重なる複雑な夏至図です。詳しい夏至図読みは後日にしますが、ここから新しい四半期に入りますね。
6/23 : そして水星が順行に戻ります。混乱していたことがすっきり片付き始めます。
6/25 : 山羊座で満月を迎えます。東京図ではMCに輝く木星に調停されている満月。ここは豊かな恵みを期待!
6/26 : 海王星が逆行を始めます。海王星は1つの星座に14年間もとどまり、年の半分近くを逆行していますので、もう慣れっこになってしまっていると思いますが、魚座の20~23度くらいに天体のある方などにはもやもやしたものを与えてくるかもしれません。
6/27 : 金星が獅子座に入り、火星に近づいていきます。7/14にはコンジャンクションに。とても情熱的でロマンチックな配置。恋愛は最高潮に盛り上がりますよ。
という流れです。
前半は混乱を避け、静かにこれまでを振り返り、怖がらずに変化を受け入れ、そして後半には恵みを受け取り、ロマンチックな来月に備える、という感じでしょうか。
後半には緊急事態宣言が解除できるくらいになっていてほしいものですね。 2021/6/10 新月図 (東京) 講座やセミナー
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