【2024年運勢解説】蟹座編
全体運
2008年からずっと山羊座にいた冥王星が、反対側の蟹座に対して深いところから重しをかけてきました。それは長期間にわたる、微妙で繊細なものなのですが、家族との関係や自分自身の問題、また根本から人生を入れ替えるような出来事もあったかもしれません。その冥王星が2023年に山羊座から水瓶座に移り、蟹座の人はようやく長年の圧力から解放されるのです。まだ冥王星は山羊座と水瓶座を行き来していますから、その影響は残っているかもしれませんが、2024年はいよいよ完全に抜けていきます。
蟹座の人にとって、2024年は特に前半に運気が盛り上がりを見せます。ネットワーク運が高まりますから、同じ目標を持った仲間とつながっていけるでしょう。そこで副業を始めたり、起業することもできるかもしれません。仕事にしなくても、勉強会や研究会に参加すると、自分の人生の質を高めてくれることになるはずです。またいつもとちょっと違う面白そうな人と付き合ってみると、自分の器が広がりそうです。
また自分像、自分の価値観やポリシーなどを見直し、自分をブラッシュアップするのにもいいときです。高い理想を掲げ、努力目標を定めると、成長につながります。
2024年の後半は穏やかな運気の中、自分を見つめ直し、癒し、ゆったりと休息するといいときです。ストレスなくリラックスできるでしょう。11月20日には完全に冥王星もいなくなり、すっかりプレッシャーから解放されます。
問題になりそうなことはあまりないのですが、蟹座の人は自分の安全を脅かすものに過剰に反応してしまうことがあります。他者を排除するほど勢いがつきすぎると運気を落としますから気を付けてくださいね。
仕事運
2024年の前半は副業運が高まります。共通の目的を持った仲間とのつながりから、自分の個性を生かした自分のやりたいことを展開できそうです。週末だけカフェを開くとか、イベントを出すなど、趣味を収入につなげるような活動をするチャンスにも恵まれそうです。
2024年の後半は、さらに自分を一段ブラッシュアップし、ちょっと背伸びをして志の高い人たちとつながっていくことで、いい仕事のご縁やきっかけが得られそうです。
取引先の会社やつながっている人たちに、他の人にはない良さを提供し続けることで、同じ仕事をするにしても品質の良さや信頼の高さ、誠実さによって認めてもらうことができるでしょう。
恋愛運
2024年は特に前半に狙いを定めてアクションを起こすといいでしょう。同好会、サークル活動、趣味の会など、一緒にいる仲間とのつながりから出会い運が広がりそうです。そのピークは5月になります。
マッチングアプリなどではなく、知り合いの知り合いなど、つながりのある人を通じたところに出会いを求めた方がうまくいきます。自分の行動にふたをせず、食わず嫌いをせず、いろんな人と関わっていく中で人を見る目が養われ、人の良さを理解できるようになると、魅力的だなと思える人が自然と視野に入ってくるはずです。これまで長い間知っていた人の中に素晴らしい人が隠れているかもしれません。
また、この年はちょっと異質な人がカギとなります。いつもの馴染んだタイプではない人、面白そうな人と関わってみると、見える世界が変わってくるのです。
これまで長い間冥王星の影響で自分の時間を作るとか、自分のプライベートを充実させることが難しかった方もいると思います。ここからはリラックスしてストレスなく自分の時間を楽しめるようになるでしょう。
西洋占星学研究家。実占歴25年以上。
西洋占星学を石川源晃、松村潔の各氏に師事。
1996年より東京アナウンス学院にて西洋占星術講座を担当。
2001年より松村潔氏の主催する「占星術虎の穴」にて占星術初級講座を担当。
2003年より中級講座を担当。
2003年〜2007年イシス学院(旧・タロット大学)にてタロット初級講座講師。
以降、ARI占星学総合研究所にて、西洋占星術講座、タロットリーディング、個人鑑定を行っている。
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