【2024年運勢解説】獅子座編
全体運
2023年に水瓶座に入った冥王星は、山羊座に戻ったり再び水瓶座に入ったりを繰り返していますが、2024年の11月にはいよいよ本格的に水瓶座に入り、2043年まで20年もの間、水瓶座に滞在します。水瓶座は獅子座の対抗星座。ここに冥王星が入ると、どうしても自分の全存在を問われるような感覚を持ち、そうした事態に遭遇することになります。
まだ水瓶座に入りかけているところなので実感はないかもしれませんが、これから先、あなたは何のために生きているのか、あなたが主人公の人生を生きているのか、その人生にワクワクできているのか、と獅子座の根底を問われ、魂を揺さぶられることになるでしょう。
それが体調面に現れ、そのことによって人生を見つめ直すことになる場合もあります。長い間にわたって自分を見つめ直し、本当の人生を取り戻すフェーズが始まりますから、衝動的な行動を控え、体調には気を付けて臨んでください。
一方、魚座にいる土星が、まわりの人間関係を見直すように働きかけてきます。表面的につながっただけの人との関係は切れ、本当に信頼できる数少ない仲間とつながるような星回りがやってきています。これまで魚座の海王星によってあいまいなままだった関係は断ち切られ、あるいはそうした問題が浮上し、不確実なもの、ルーズなものは淘汰され、本物だけが残るのです。大切な人に対しては、その人が大事であるということを示すアクションを取りましょう。それが大事になってきます。
仕事運
2018年から牡牛座に入っている天王星が90度の位置にあり、独立の機運を高めてきていたかもしれません。周りとの矛盾、ここは自分がいる場所ではないんじゃないかといった気持ちが高まり、自分の力で立ちたいと感じるのです。独立をするなら勢いのある2024年の前半に集中するといいかもしれません。
ただ、獅子座の人はノリでやってしまうことがあるのです。瞬発力で独立することができても、それだけで終わってしまうリスクがあります。しっかりとした持続力、運営していくスキル、それを支える事務的な能力などを持った有能な助っ人や部下、コンサルタントなどを付けておくと安心でしょう。
双子座に木星が入る5月26日以降、木星が60度となり、動きやすくなってきます。自分を助けてくれる仲間も増えてきますから、一瞬にして廃れてしまうようなアイディアではなく、長い目で見た理想、やりたいこと、ライフワーク的なこと、定年した後も自分が主役になれるような仕事を広げていくといいでしょう。
冥王星が水瓶座に入ってくると、人生をオールリセットするような気持ちになるかもしれません。焦らずじっくりと向き合うことです。短絡的に飛び出したり、飛ぶ鳥跡を濁すようなことは危険です。収支のめどや、自分のやっていくことに対する社会的な位置づけ、本当に顧客を得られるのか、受けはいいのか、社会的な承認を得られるのかなど、慎重に検討し、計画的に動くよう心がけてください。
またこの時期、借金には注意してください。ここで大きな借金をすると、長い間ローン返済をする羽目に陥るリスクがあります。気分が大きくなってしまう傾向があるので、事業を拡大しようというときも、その点には気を付けてくださいね。
恋愛運
獅子座の人は恋愛に対するガードが固くなっている時期です。壁を作ってしまうのです。
過去のトラウマや、これまでの経験により、人と深くかかわって自分を失うのが怖い、人を信じて傷つくのが怖いという感じです。本物の恋愛に入る前に、まず自分の過去を癒し、人に心を開けない状態と向き合い、リハビリをする必要があります。
冥王星が対抗星座に入り、土星が魚座にいるということは、人を信じること、人と本当の意味でつながること、本気でつきあっていくこと、そうしたことを深く学ぶ時期だということです。表面的に楽しいだけの恋愛ではなく、本質的な魂の学びの時期なのです。自分もそうしたいと感じるのです。
自分のネガティブな過去や心と向き合い、そこを乗り越えた先には本物の愛が待っているでしょう。
西洋占星学研究家。実占歴25年以上。
西洋占星学を石川源晃、松村潔の各氏に師事。
1996年より東京アナウンス学院にて西洋占星術講座を担当。
2001年より松村潔氏の主催する「占星術虎の穴」にて占星術初級講座を担当。
2003年より中級講座を担当。
2003年〜2007年イシス学院(旧・タロット大学)にてタロット初級講座講師。
以降、ARI占星学総合研究所にて、西洋占星術講座、タロットリーディング、個人鑑定を行っている。
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