【2025年運勢解説】射手座編

全体運

射手座の方にとっては、2025年は前半に幸運の星・木星が双子座に滞在することで、非常にポジティブな影響を受けられる期間となっています。木星が蟹座に移る6月10日までの期間に、出会いやチャンスを積極的に活用し、ご自身の可能性を広げることをお勧めします。

2024年の5月から木星は双子座に滞在していたのですが、同時に魚座に土星がいて、射手座の方にとっては大まかな星座間のTスクエアになっていました。これは木星の恩恵を受け取るためには土星からの課題をしっかり克服しなければならないという配置なのです。魚座は射手座にとって4番目のエリアなので、家庭や身近な人間関係に課題があったかもしれません。射手座の方は本来、大胆で自由な冒険家なのですが、木星が目の前の双子座に入ってからも、この土星の影響で、なかなか木星の恩恵を実感しずらかったかもしれないのです。双子座は射手座にとって、出会いや社会運を意味します。本来であれば双子座の木星からそうした面での恩恵がたくさん入ってくるはずなのですが、土星から与えられた課題は、まずご自身の家庭や自分のベースとなるところを安定させなさい、というものでした。この土星は5月25日に牡羊座に移るのですが、その前に、ご自身の帰る場所やベースとなる部分に対して、安定と確実性を高めておくといいでしょう。

5月25日から9月1日の間、土星が一時的に牡羊座に移動します。この期間は射手座の方にとって制約が一時的に緩和され、自由を取り戻す感覚を得られるかもしれません。それでも土星は再び魚座に戻りますから、やはりご自身の問題と向き合い、解決しておくことが重要です。

さらに、3月30日から10月22日の間、海王星が一時的に牡羊座に移動します。海王星は13-14年もの間魚座に滞在し、真向かいの射手座の方に対して、その生きる目的や自分像を見えにくくし、やりがいや生きがいを実感しずらい状況に置いていたのです。海王星が牡羊座に抜けることで、霧が晴れたように生きる実感がわいてきて、自分像をしっかりつかめるようになってくるでしょう。海王星もまたもう一度魚座に戻ってくるのですが、2026年には本格的に牡羊座に移動します。

2024年の後半に本格的に水瓶座入りした冥王星は、射手座の方にとっては60度という好角度にあります。冥王星はいい意味でこれまでの常識を覆し、新しい価値観を与えてくれるでしょう。

そしていよいよ、射手座の真向かいの星座である双子座に、7月7日に天王星が入ります。11月8日には再び牡牛座に戻ってしまうのですが、それまでの4か月間、独立・自立、そして今まで通りではない新しいパターンに変えさせようとする働きかけが始まるのです。現象面としては離別や離脱といったこともあるかもしれませんが、よりはっきりとした自分を認識していくときなのです。他者とのつながりの中では、違和感という形でやってくるかもしれません。この働きをうまく生かしていけば、周りと全然違った独自の能力や生き方、価値観を打ち出していって、人とは違う活躍ができるかもしれないのです。天王星の影響は2026年から本格的に始まります。

6月10日以降、木星が蟹座に移動します。蟹座は射手座にとって出会った人との関係性を深めていくエリアです。前半に得た出会いや繋がりを活かし、大切な人々との関係をさらに深めることで、物心両面の恩恵を受け取れるでしょう。特に、人を信じ、心を開いて関わることで、豊かな運気を引き寄せることが期待されます。

仕事運

2025年は、年の前半、木星が双子座に滞在している間に、行きたい場所や会いたい人、進めたいプロジェクトに集中してチャレンジするといいでしょう。

ここ数年間、土星が魚座に滞在していた影響で、家庭や身近な環境における課題に直面し、自由な行動が制限されることが多かったかもしれません。土星は一番弱っている部分を問題提起することでその存在を明確にし、それを解決すると、その部分が安定して強固な基盤になるという性質を持っています。ですから、家庭や自分のベースとなる部分に与えられる問題としっかり向き合い、解決していくことが仕事面でも重要になります。

5月25日に土星が魚座から牡羊座へと移行します。この期間は、土星の圧力から一時的に解放される期間となります。その感覚を意識してみてください。それはストレスのない、身軽で自由な感覚であり、射手座の方にとってはとても自然で、本来の自由な生き方を取り戻せる貴重な時間となります。ただし、土星は9月1日に再び魚座に戻ります。この間に家庭や居場所に関する課題にしっかり向き合い、基盤を固めておくことが重要です。この取り組みが、2026年に本格的に土星が牡羊座に移っていってからの仕事運や発展の土台となるのです。

2025年7月7日には天王星が一時的に双子座に移ります。射手座の方にとって、天王星が向かいの星座に入ってくることはとても刺激的です。いよいよ仕事を本格的に自分独自のスタイルにしていきたい、独立し自立したいというエネルギーを受け取ることになるのです。新しい仕事のスタイルを試みたり、独立を目指す方にとってのきっかけが訪れる可能性があります。ただし、本格的な影響は2026年以降に始まりますので、2025年は準備期間と捉えると良いでしょう。

4月18日から6月17日までの期間に注目すべき星回りがあります。木星がふたご座に入っているこの時期、さらに火星が獅子座を巡るため、目標達成に向けたアクションを起こすのに最適なタイミングとなります。

8月7日以降、天王星が向かいの星座を運行している間に、天秤座に入った火星からアスペクトを受けると、非常に忙しい状況になる可能性があります。性急に物事を進めようとすると、独りよがりな行動になりやすく、思った成果が得られない場合もあります。焦らず慎重に進めることが大切です。

財運については、前半の木星がふたご座にある間に積極的に情報収集や財運の基盤作りを行うことをお勧めします。2025年の射手座の財運は、誰とパートナーシップを組むかによって大きく左右されるため、信頼できる相手との繋がりを築くことが重要です。前半に努力して築いた関係が、後半に大きな恩恵をもたらすでしょう。

恋愛運

2025年、恋愛や結婚運が盛り上がるのは年の前半です。木星が双子座に滞在している間、出会い運が非常に活発になります。この期間中、多くの人と交流を広げ、新たな繋がりを築いておくと良いでしょう。年の後半は、「この人」と感じる相手との関係を深めていく時期となります。

2月4日から3月2日まで、金星が牡羊座をめぐる時期は、金星のとてもポジティブな影響を受け取ることが出来そうです。牡羊座は射手座にとって創造性や恋愛運を司るエリアなのです。この時期、ご自身の魅力が高まり、恋愛運が一層活性化します。また、5月1日から6月6日までの間も、再び牡羊座を運行する金星の影響で、ポジティブな恋愛運が期待できます。

一方、6月10日以降、木星が蟹座に移行すると、新たな出会いよりも既存の関係を深める流れに変わります。射手座の皆様にとって、この後半の運気は、心の繋がりを大切にする期間となりそうです。既に築かれた縁を大切にし、関係性を温め、安定した基盤を築くのに適した時期です。

また、土星が魚座に滞在している影響で、身を固める運気も巡っています。自由を重視する射手座の方にとっては一見不自由に感じるかもしれませんが、家庭や拠点を安定させる良いタイミングなのです

2025年後半は、落ち着いた運気の中で、心安らぐ相手との繋がりが強まりやすい時期です。刺激的な関係よりも、安心感を与えてくれる相手を選ぶことで、長く安定したパートナーシップを築くことができるでしょう。

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