【2022年運勢解説】山羊座編
全体運
ここしばらく冥王星がずっと山羊座に滞在していたため、大変だった方も、今年は木星が魚座に入っている間は、自分の能力を拡大し、行動範囲を広げ、自由に軽やかにいろいろとチャレンジできそうな星回りです。
特に能力開発に向いている時期です。4月くらいまでは気分を変えて、自分の学びたいことを学びに行くといいでしょう。
冥王星は山羊座の最後の度数を運行中です。自分はどう変わりたいのか、どういう自分になりたいのかといった、自分像を作るのに必要なことを学ぶのが今年のテーマとなりそうです。
そうすることでスムーズに新しい自分にシフトしていくことができるのです。
嘘偽りなく、本当に命を輝かせて生きていくためには何を選ぶといいのか、それは資本主義の世界?お金だけの世界?きっとそうではなかったはず。
5/11に木星が牡羊座に入ってからは、自分の身の回りのことや住環境、家族とのつながりなどに時間を使うといいでしょう。
山羊座の人にとって、それは時間を無駄にしているような感覚かもしれませんが、それが大事なときなのです。
地元や親兄弟、家族、親戚、古い仲間などに時間を使うことで、本当の自分の価値やよりどころといったものがみつかるのではないでしょうか。
またモノやお金に頼らない、物々交換のようなコミュニティで、周りとの信頼関係を築いていくことのできる星回りでもあります。そうしたネットワークづくりのインフラ整備に貢献するのもいいでしょう。
システムづくりやスキルといった点で貢献できることがたくさんありそうです。もしかすると、それがライフワークになるかもしれません。
恋愛運
天王星が牡牛座を運行している間は、一人にして欲しいと思ったり、非常識な人と出会ったりしそうです。魅力的な人との出会いもあるかもしれませんが、長続きしません。落ち着かないのです。
山羊座は本来持続性を大事にするのですが、今はどうでもよくなってしまっているのです。
今年は春先と、11月~12月頃にチャンスがあります。自分のやりたいことが出来る場、例えば趣味の会などでの出会いが期待できます。
7月~8月頃にも少し盛り上がるかもしれませんが、こちらはすぐに消えてしまう可能性が高い恋愛。
もし長続きする関係を望むのでしたら、恋愛のターゲットになりそうな人ではなく、容姿を度外視してやりたいことが同じ仲間の中に相手を求めると、価値観を共有できる、長続きする相手との関係が恋愛に発展していくかもしれません。
仕事運
本来は結果重視で、数字や組織、キャリアなどを重視する山羊座ですが、ここしばらくは冥王星が運行しているため、個人としての魅力や、自分の存在意義、そして権威や肩書に頼らないところで自分の価値はなんなのか、といったことを問われ続けてきました。
目の前でそれまであったものがガラガラと崩れていくのを見てきたかもしれません。
会社や部署全体がなくなってしまうとか、取引先が変わるとか、契約がなくなってしまう、今まで通りにはいかない、といった状態を余儀なくされてきた人もいるでしょう。
2019年の終わりから2020年にかけて、また水瓶座で木星・土星がグレートコンジャンクションしてからの2021年は、新しい体制に向かって、新しい技術を獲得していくのにふさわしい時期に入っているのです。
仕事に活かせる技術を習得したり、そうした技術によって自分の立場や価値を上げてくことが出来る星回りになっています。
今年は引き続き、そうした新しい時代に合わせたスキルを学ぶとき。そのスキルを提供する側になるのもいいでしょう。
それを副業にするのもいいし、すぐには収入にならなくても、そのようなスキルを活かした活動をするといいかもしれません。
山羊座の人は、副業にすると会社で問題になるかもしれないと考えるかもしれません。
その場合は、地域貢献やボランティアでもいいのです。ネット上でもいいので、そうした価値観を共有できる人たちと交流していけば、いずれ仕事につながっていくかもしれません。
それがこの世で自分の役割を得るためのひとつの布石、一生ものの生きがいにつながっていく道になるかもしれないのです。
いいコミュニティづくりが今後を作る。そんな星回りです。
西洋占星学研究家。実占歴25年以上。
西洋占星学を石川源晃、松村潔の各氏に師事。
1996年より東京アナウンス学院にて西洋占星術講座を担当。
2001年より松村潔氏の主催する「占星術虎の穴」にて占星術初級講座を担当。
2003年より中級講座を担当。
2003年〜2007年イシス学院(旧・タロット大学)にてタロット初級講座講師。
以降、ARI占星学総合研究所にて、西洋占星術講座、タロットリーディング、個人鑑定を行っている。
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