【2022年運勢解説】蠍座編
全体運
昨年から引き続き、牡牛座の天王星、水瓶座の土星とでTスクエアとなっている蠍座の人にとっては大変な状況が続いています。
土星に自分の足元を固めなさいと言われながら、真向いの天王星からは自立や変化を求められているのです。
しかし、昨年末に木星が魚座に入ってからは、少しホッとした気分を感じているかもしれません。
今年の前半、5/11までの間と、10/28~12/20の間は、ストレスフルな状況の中でも、少し自分のことをアピールしやすくなるでしょう。
その間にいい仲間を得たり、自分の仕事の可能性を広げたり、能力をアピールしておくと良さそうです。
これまで苦しんでいた人ほど、この時期を逃さず活かしてください。今まで抱えてきたものを手放したり、形を変えたり、独立したりすることもできるチャンスの時期です。
また自分らしさを改めて見直すときでもあります。
本当にうれしいことや楽しいこと、自分が生きていきたい方向性は何なのか、ワクワクできるものは何なのか、そうしたことを考え直すのもいいでしょう。
ただ土星の邪魔が入り、親や世間体といった旧態依然としたものが蠍座の変化を思いとどまらせようとします。
家族に対する責任や自分の居場所に対する責任、そうしたものが足かせとなり、何かをしようとすると抵抗を受ける、そんな星回りなのです。
でもそんな中でも今年の前半は少しホッとできるとき。蠍座の人は自分のことを秘密にしがちなのですが、勇気をもって開示してみると周りの人の理解を得られるでしょう。
恋愛運
木星が魚座にいる時期を有効活用したいところですが、結構窮屈なのです。
伝統的なしがらみと、もっと個人の自由を大事にしたいという思いがせめぎあいます。家がどうした、親がどうしたといったことや、自分とは相容れない人との出会いなどで苦しんでいる様子がうかがえるのです。
そんな中でも3月末から4月には、すごく好きになる人が出てきて盛り上がることがありそうです。
でも、必ずしも親や親戚や世間が許してくれる相手ではないかもしれず、秘密の恋になりがち。自分だけで完結する恋愛をしそうなのです。
天王星と土星とのTスクエアの中にある蠍座は、昨年から引き続き、究極の二極化した価値観の中で苦しむような思いをしがちなのです。
それは、何を選ぶのか、誰を選ぶのかと問われているということなのです。
中期的にはそんな時期の中にある蠍座ですが、魚座に木星があるうちは、自分が求めている生き方や恋愛をしやすいときですから、二極化する思いの中でも「この人だけは」という人がいる場合は、大切にしていくといいご縁でしょう。。
仕事運
自分を犠牲にして叶う仕事ならうまくいくのですが、それでは疲れてしまいます。自分が本当にやりたいことにシフトしていく、新しくバージョンアップしていくことがテーマになります。
会社が変わろうとしていたり、世の中が変わろうとしている中で、巻き込まれてしまっているのかもしれません。
古い体制を捨てて新しい状態に向かうためにストレスを感じたり、勇気が必要な場面も多いでしょう。でも、時代の変化に合わせていくことが次のチャンスをつかむための鍵になるのです。
5/11に木星が牡羊座に入る頃から仕事環境にチャンスが巡ってきます。それまでの間は新しい技術を学び、新しい常識や価値観に適応していくようにしましょう。
今まであったものはもうなくなるのです。これまで自分のベースだと思っていたものはなくなってしまうのです。
新たに作り直す、再構築する、場合によっては独立するといったことを考えてみるのもいいかもしれません。波がそこまで来ています。
世間の変化に対応できるようスキルを磨き、独立、自立のチャンスをつかむのです。
11月頃がひとつの転機となるでしょう。
古いしがらみのある生き方、自分にとって恩義のある方を選ぶのか、それとも新しい生き方にシフトするのか。そこが別れ道かもしれません。
西洋占星学研究家。実占歴25年以上。
西洋占星学を石川源晃、松村潔の各氏に師事。
1996年より東京アナウンス学院にて西洋占星術講座を担当。
2001年より松村潔氏の主催する「占星術虎の穴」にて占星術初級講座を担当。
2003年より中級講座を担当。
2003年〜2007年イシス学院(旧・タロット大学)にてタロット初級講座講師。
以降、ARI占星学総合研究所にて、西洋占星術講座、タロットリーディング、個人鑑定を行っている。
西洋占星術講座、タロットリーディングはこちら
個人鑑定はこちら
Youtubeチャンネル有澤七梨の7ちゃんねるで占い動画を配信中。
この記事へのコメントはありません。