【2024年運勢解説】天秤座編
全体運
2008年から15年間、山羊座にいた冥王星が天秤座の人には90度という角度でプレッシャーを与えてきました。冥王星の影響は魂の根源の部分に働きかけ、その生き方でいいんですか、あなたは本気で生きていますかと問いかけてきていたのです。この15年の間に、生き方をすっかり変えてしまった人もいたかもしれません。
2023年にその冥王星が水瓶座に移り、2024年11月までの2年間をかけて、山羊座と水瓶座の間を行ったり来たりしています。天秤座の人にとって、生き方を問われる最後のフェーズに入っているのです。大事なものだけを残して、その他のものはすべて捨ててしまうくらいの勢いでリセットさせられる時期なのです。
そしてこのあと、冥王星のプレッシャーが完全に抜けると、新しい自分としての再スタートが待っています。
そのさなか、魚座にいる土星は、これまで許されてきたアバウトなことに対して、責任を担うように働きかけてきます。でも、5月26日に木星が双子座に入っていくと、ここ数年、何かしら不調を感じていた人も、いよいよ天秤座らしい動きができるようになっていくでしょう。人々の間を取り持ち、調整し、感謝される、そんな天秤座らしい本来の能力が復活してくるのです。
夏の間は、いろいろなところに出かけてください。冒険をしてください。どんどん可能性が広がっていく時期です。9月には一年で最も輝かしいときを迎えます。人と出会い、人と人とを結んでいくことで、大きく発展していくことができるでしょう。
そして、誰かを助けることが未来への貯金となりそうです。利害関係を超えて、人に貢献することによって、まわりまわって自分にも恩恵が得られるようになるのです。募金活動でもボランティアでも、そうした人助けが幸せのカギとなります。
仕事運
今までアバウトにやってきたこと、ちょっと面倒だなと思っていたことをきちんと確実にやることが求められそうです。金銭のやり取りとか、仕事の分担など、あいまいだったことから問題が生じるかもしれません。そうした部分にきちんとした枠組みや決め事を入れていくと、仕事も安定していきます。
5月26日に木星が双子座に入ってからは、自分を開発する、可能性を広げていく星回りになってきます。ただ引き続き土星は180度の位置にありますから、仕事上の約束事はきちんと守る必要があります。
自分の視野を広げてくれる人と関わり、いろんなところに出かけていくこと、プロとしてのスキルを磨き、職場での責任を果たすこと、あいまいなことにルールや約束事を設けて、クオリティをあげていくことが幸運につながっていくでしょう。
仕事運全体は充実しているときです。ただその分、体調面の管理は必要になってきますので、注意してくださいね。
恋愛運
多くの人と広く浅く付き合うことができる普段の天秤座とは少し趣が異なり、この年は、一人の人と深く親密な関係を育てていくことがテーマとなります。
天王星の影響で、「え、あんな人と?」というびっくりするような人とお付き合いをしている可能性もあります。それでもいいのです。非常識ということではないのですが、これまでの常識とはちょっと違う、若干特殊かもしれないお付き合いが進展しそうです。木星のサポートがありますから、それがとてもポジティブに展開する星回りなのです。
4~5月頃には出会い運が高まります。多くの人に愛想を振りまくというのではなく、特定の人との親密さを大切にしてください。そういう恋愛から心の充足を得られるときなのです。大事な人と深々と関わっていくことの醍醐味を味わえる時期です。真剣恋愛、真剣交際の時期ですね。
10月のお誕生日前後の時期もとても有望です。自分に合う人を見分けることができるでしょう。この時期の恋愛は深さよりも数かもしれませんね。多くの人との交流を楽しめそうです。
西洋占星学研究家。実占歴25年以上。
西洋占星学を石川源晃、松村潔の各氏に師事。
1996年より東京アナウンス学院にて西洋占星術講座を担当。
2001年より松村潔氏の主催する「占星術虎の穴」にて占星術初級講座を担当。
2003年より中級講座を担当。
2003年〜2007年イシス学院(旧・タロット大学)にてタロット初級講座講師。
以降、ARI占星学総合研究所にて、西洋占星術講座、タロットリーディング、個人鑑定を行っている。
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