6ハウスは働き方・健康の部屋!10個の天体の意味を総当たりで解説!
今回は6ハウスの天体についての記事です。6ハウスに入っている月~冥王星までの10個の天体の意味をはじめ、天体がない場合、天体が複数ある場合まで解説しています。
こちらの記事を読むことで6ハウスを理解し、自分や家族、友人の生まれ持った気質や運勢を読み解くヒントが得られますよ。
ホロスコープは下のボタンから無料作成ページに飛ぶことができます。
【目次】
-
- 6ハウス(6室)は働き方・健康の部屋!
- 6ハウスに月が入っている人「働くことで安心できる」
- 6ハウスに水星が入っている人「頭脳を生かした仕事向き」
- 6ハウスに金星が入っている人「美的センスを生かした仕事向き」
- 6ハウスに太陽が入っている人「社会・他者の需要に応えることで輝く」
- 6ハウスに火星が入っている人「エネルギッシュな働き者」
- 6ハウスに木星が入っている人「仕事で成功しやすい」
- 6ハウスに土星が入っている人「忍耐強さを生かせる仕事向き」
- 6ハウスに天王星が入っている人「斬新なセンスを生かし、自己流で働く」
- 6ハウスに海王星が入っている人「奉仕的な仕事向き」
- 6ハウスに冥王星が入っている人「手加減はなし!限界まで働く人」
- 6ハウスの支配星もチェック!6ハウスに天体が0個の人もその意味を読み解くことができます
- 6ハウスに天体が複数入っている人「社会のために労力を使う」
- 6ハウスから働き方や健康運を知ろう!
6ハウス(6室)は働き方・健康の部屋!
6ハウスの担当分野は働き方・健康です。サインは乙女座、支配星は水星が対応しています。
1~5ハウスまで自分自身や個人の資質など、自分から見た世界が続いてきました。そして、6ハウスの次には「他者との関わりを表す7ハウス」がやってきます。
主観と客観の狭間にある6ハウスでは、7ハウスで他者に対して堂々と自分を表現していくために、適応能力を磨き上げることが必要になるのです。
つまり、6ハウスは人から求められることや社会にどう対応していくのか、労働や奉仕活動などを通したトレーニング方法がわかります。
さらに、自己管理能力の一つとして健康状態が表れる場合も。その際、特に精神的なものに起因する病気が読み取りやすいと言われているのです。
また、3ハウス・6ハウス・9ハウス・12ハウスは「カデント」と呼ばれます。カデントハウスが担当するのは、考えることや心の内側と向き合うことです。
こちらに天体が多い人は人をサポートし、支える役回りに向いています。能力を開花させるまでに時間をかける傾向があるため、大器晩成型と言えるかもしれません。
6ハウスに月が入っている人「働くことで安心できる」
10個の天体の中で一番公転速度が早い月は、移り変わりやすい感情を表します。
また、小さい頃の育った環境を暗示し、大人になった時にその状況を繰り返して安心しようとする性質があるのです。
6ハウスに月が入っている人は、日々の労働をこなすことで安心感を得るでしょう。自然に「働こう」という気持ちが芽生えやすく、仕事をすることによって幸せを実感できるのです。
自分の才能を伸ばせる労働環境に身を置くと、その意欲が生かせます。公共施設・サービスに適性があり、人のお世話をするような仕事に向いていますよ。
一方で手持ち無沙汰だと落ち着かないため、職場に寝泊まりするような仕事人間になりやすいようです。
また月は肉体も表すため、小さい頃から体が弱く、体調が不安定な傾向があります。
6ハウスに水星が入っている人「頭脳を生かした仕事向き」
水星は物事をどう考えどう記憶するのか、知性・認識力を司ります。知的好奇心の方向性や対象の他、コミュニケーションの方法にも作用するようです。
6ハウスに水星が入っている人は、計算力や分析力など頭脳を使って問題を解決していくでしょう。水星は6ハウスの支配星なので、水星の司るエネルギーを生かしやすいのです。
向いている仕事は事務職、経理、医療、研究職など。巧みな会話力や高い計算能力を生かし、自分の持つ力の範囲内で対応に当たるでしょう。実務経験を積むことで、能力を伸ばしていけるようです。
また、水星は神経系にも関連します。健康管理はきっちりしていますが、神経系の病気には注意した方が良いでしょう。
6ハウスに金星が入っている人「美的センスを生かした仕事向き」
金星の象徴は楽しみや快楽です。周りの空気を吸い込んで繋がろうとするため、人を魅了し、一緒に喜びを享受する力を持っています。それがアートや美的センスとして表れることも。
6ハウスに金星が入っている人にとって大切なのは、楽しく働くこと。
ですので、好きなことや美的センスを生かした仕事に向いています。職種は芸術関係、ファッション、インテリアなどきらびやかさを連想させるものです。
人と人との橋渡しをするなど協調性があるため、職場の人間関係は良好になりやすいでしょう。
体調は比較的良いですが、ハードアスペクトが関わっていると一度かかった病気を繰り返す可能性もあります。自己管理には気を付けてください。
6ハウスに太陽が入っている人「社会・他者の需要に応えることで輝く」
光り輝く太陽は生命エネルギーの源です。太陽の力を使うことで、人は自信を持って人生を切り開いていけます。
6ハウスに太陽が入っている人は、仕事や問題を解決することで自信が満たされるでしょう。献身的なので、自分がどうしたいかよりも、他者からの需要に応じる方を優先させるようです。
社会でどう役立てるかに重きを置くため、社会規範から逸脱した行動に不安を感じます。労働を怠ける、手を抜くのはもってのほか。強い罪悪感を覚えて自分を許せなくなるかもしれません。
また、健康への関心があり管理意識が強いようです。ただしハードアスペクトが関わっていると、体調不良の回復には時間を要する場合があります。
そして仕事では、誰かの役に立ちたいという意識が強いため、会社勤め向きです。社長の右腕役や公務員などで能力を発揮できるでしょう。
6ハウスに火星が入っている人「エネルギッシュな働き者」
火星は闘う力の象徴です。リスクをいとわず進んでいく熱意や活力を表します。
6ハウスに火星が入っている人は、アクティブなエネルギーをまとう働き者です。ソフトアスペクトを形成していれば集中力があり、迅速かつスムーズに作業を進められるでしょう。
向いている職業は肉体労働や製造工業など、体力を使う業務です。自立心が強いので、起業家や自営業でもやっていけるかもしれません。
ハードアスペクトなどで天体の状態が強すぎる場合、時には攻撃性として表れることもあります。火星は衝動性も表すため、ケガや炎症系の病気には注意しましょう。
6ハウスに木星が入っている人「仕事で成功しやすい」
10個の天体の中で一番の吉星(ベネフィック)である木星は、広がりや発展する力を司っています。
ソフトアスペクトなど木星が良い状態であれば、恩恵やサポートを受けられ成功へ近づきやすくなるでしょう。
6ハウスに木星が入っている人は、基本的に身体は丈夫。ただし、食べ過ぎによる脂肪肝などには注意が必要です。
仕事では大きな組織や、権力者の元で働くことに縁があります。信頼できる上司が付くなど、職場環境は良好でしょう。
たくさん仕事を任されるため、やりがいを持って働けるようです。その分懐が潤いやすいかもしれません。
木星は道徳心や公明正大さも司っているので、ハードルの多い業務であっても最後までやり抜く力を持っています。
職業は営業や地方巡業、アスペクトによっては鍼師や灸師などセラピストの才能も持ち合わせているようです。
6ハウスに土星が入っている人「忍耐強さを生かせる仕事向き」
制限やルールの象徴である土星。自我を抑え、社会から求められることに応じるためのルールや枠組みを設定するエネルギーを表します。
それが時に窮屈に感じられ、人を不安にさせることもあるようです。
6ハウスに土星が入っている人は責任感が強く、自分を厳しく律しながら業務にあたります。
自分にも他人にも厳しいので、職場でのコミュニケーションが課題になる傾向も。チームワークを意識することが必要になるでしょう。
仕事では粘り強さが強みで、コツコツ築いていく長期的な業務に向いています。ソフトアスペクトが形成されていれば、真面目に働くことで努力が報われやすいです。追々昇進したり、地位のある立場に就いたりする可能性もあります。
土星が象徴する部位である、皮膚や歯、関節系の病気には注意した方が良いようです。
6ハウスに天王星が入っている人「斬新なセンスを生かし、自己流で働く」
天王星は改革や急な変化を表します。
古いものを打ち壊し、新しい道を切り開くエネルギーの象徴です。それは斬新で、時代の先を行くような人生観として表れることがあります。
6ハウスに天王星が入っている人は、自己流のやり方で働くことで輝けるでしょう。
独立独歩のフリーランス向きで、チームワークが求められる会社員は不向きな傾向があります。前者の場合、自宅の外にオフィスを用意すると良いですね。
職業は、独自の才能を生かした仕事や、専門分野など。ソフトアスペクトが形成されていれば、大胆で斬新な発想力が仕事になるようです。
健康面では神経系の病気に注意しましょう。また、天王星は既成概念を壊すという象徴もあるため、解明が難しい疾患になりやすいようです。
6ハウスに海王星が入っている人「奉仕的な仕事向き」
海王星の象徴は夢やイメージです。
目には見えないものを想像する力なので、アーティスティックな感性として発揮されたり、壮大な空想力として表れたりします。
6ハウスに海王星が入っている人は、規則通りに働くことが少し苦手なようです。その時の気分によってやる気が異なり、それが職務態度に出てしまうことも。
職業は報酬にこだわらない、善行や奉仕系の業務に向いています。ソフトアスペクトを形成している場合、イマジネーション力を生かしたアート系などに適性を持つようです。その他福祉系や芸能関係にも縁があるでしょう。
そして、感染症や中毒、精神的な病気には気を付けた方が良いようです。
6ハウスに冥王星が入っている人「手加減はなし!限界まで働く人」
冥王星が司るのはカリスマや支配、極端な力です。物事を深掘りしたり、0か100かの極端さを表したり、この星が入っているハウスに徹底的に追求するエネルギーを持ち込みます。その力がカリスマ性として発揮されることも。
6ハウスに冥王星が入っている人は加減ができず、自分のキャパシティを超えてまで働く傾向があります。
報酬を得ることにとてもこだわるため、人が避けるような仕事でも報酬があれば積極的に動くでしょう。結果を出すことが全て、という価値観も持ち合せています。
その積極的な姿勢から、職場では権力を持った立場になりやすいようです。周りを圧倒するような指導力で活躍するでしょう。
しかし働きすぎの傾向から、職業病には気を付けたいですね。
一方で冥王星の極端さがマイナスに現れると、消極的でほとんど動かない場合もあるようです。
6ハウスの支配星もチェック!6ハウスに天体が0個の人もその意味を読み解くことができます
6ハウスに天体が入っていない場合の読み解き方について、ご紹介します。
6ハウスカスプのサインの支配星をチェックしてみてください。その支配星が6ハウスを管理していますよ。
牡羊座 | 火星 |
牡牛座 | 金星 |
双子座 | 水星 |
蟹座 | 月 |
獅子座 | 太陽 |
乙女座 | 水星 |
天秤座 | 金星 |
蠍座 | 冥王星、火星(副支配星) |
射手座 | 木星 |
山羊座 | 土星 |
水瓶座 | 天王星、土星(副支配星) |
魚座 | 海王星、木星(副支配星) |
6ハウスに天体が複数入っている人「社会のために労力を使う」
ステリウムやオーバーロードなど6ハウスに天体が多い人は、社会からの要求に対応することへ強いエネルギーを注ぎます。
生まれ持った才能を使うというよりは、社会や他者から求められることを解決していく中で、世間の身の振り方を学んでいくようです。
そして、きちんと解決できた時に手応えを感じ、自分の存在価値を認めることができるでしょう。結果、問題への高い対応力を獲得していけるのです。
6ハウスから働き方や健康運を知ろう!
6ハウスにある天体の意味について見てきました。働き方や健康運についてヒントが得られたのではないでしょうか。
こちらの記事を参考に、西洋占星術の勉強を進めてみてください。
西洋占星術を始めとした占いの正しい知識と情報を、一人でも多くの方に届けるために執筆しています!
この記事へのコメントはありません。